2025年3月26日
先日の、自分が声優クラスの非常勤講師として勤めた専門学校の卒業式。前日から風邪気味であったのが悪化して体調を崩してしまった。発熱はなかったが咳と痰、鼻水がひどく結果鼻声になってしまった・・・!これは自分にとって最大の敵。体調管理はプロとして最重要課題であるにも関わらず罹患してしまいレギュラー番組に穴を開けてしまうこと過去数回。単発の仕事ならいざ知らず連続物になるとごまかすことが出来ない。自分の場合鼻声になるととにかく頑固で完治するまでに時間がかかるのだ。熱もなく咳が治まっても鼻声だけは何故かしつこく残る。ジュニアの頃に同業者の間で最も有名だった東京・丸の内の東商ビル診療所、玉川学園のはぎの耳鼻咽喉科、赤坂の山王病院の音声外来(現・国際医療福祉大学東京ボイスセンター)など受診しステロイド含有のコールタイジンなどを処方されても効果的に治癒することはなかったほど。これは自分の楽器が使い物にならないという絶望感に苛まれることもあり精神的にも辛い。先週の収録はしのいだが今週は1月と2月に録った長時間のナレーションのリテイク。分量は少ないが作品を補完する為の大事な収録とあって、事務所に連絡して週頭の日程を週末にずらしてもらった。が、その日が刻々と近づいてもなかなか回復しない。過去に処方された薬を同様に使っても症状は一進一退。ドラッグストアで「鼻腔むくみに効く」という薬を見つけ(これはこれまでと違うアプローチかも!)と切り替えてみたがよくよく見るとおなじみの小青竜湯なんだよね。でも経過は良いので点鼻薬の刺激は悪影響だと感じ使うのを止めている。時間によって良かったりぶり返したり。収録本番に良い状態のピークを持っていかねば――神は果たして自分に味方をしてくれるのだろうか?

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