2021年8月20日
スーパー!ドラマTVでリピート放送が続いていた「ビッグバン★セオリー」、ファイナルとなるシーズン12が本日最終回。本放送のラストは2月だったんだけど、まさか同じタイムテーブルで即座にリピートが始まるとは思ってもみなかったので(笑)。番組表を見ると明日以降も放送はあるみたいだけれど、定刻ではなく散発的にスケジュールが組まれているようなので、レギュラー放送はこれで本当に最後なのだと解釈してのことです。半年ぶりにちゃんと見たけど、さすがに声を上げて泣くようなことはもう無かったものの、やはり最後の(ストックホルム)シーンでは胸に迫るものがあって、思わずホロリ・・・本当に、本当に長かった11年、いや、振り返ってみるとあっという間だったなあという思いを強くしている。初収録の時はまだジュニア時代、レナードというキャラクターをほぼ等身大で演じようと考えて臨んだ最初のテストで音響監督に「もう少し年齢感を上げてくれる?」と言われた以外役作りについてはノータッチ。かつて夢中になって見ていた「モンキーズ・ショー」や「奥さまは魔女」、「フルハウス」や「スピン・シティ」、「ダーマ&グレッグ」のようなシットコムに出演出来るなんて…!という喜びを噛み締める余裕などはなく、収録は手探りの連続。長台詞と言いづらい専門用語に泣かされようと、食らいついていくのみ。主役という立ち位置を見定めることに苦労しつつ、現場を楽しいものにしたい、皆が和めるような現場にしたいと考えたりもしたけど、自分にそういう器がないことを思い知らされて空回りするばかり。レナードという役柄そのままに、何においても不器用なところしか見せられなかったような気がしています。相手に興味を持ってもらう、可愛がってもらうという点で自分には全く人間的な魅力が足りなかったのだと正直悔しさも残っていますが、様々な思いはすべて抱腹絶倒のドラマに集約され、昇華されているのです。時には涙を流したこともあったけど、完成した作品は本当に楽しく、素晴らしい。誰一人として欠くことの出来ない愛すべき仲間たちに支えられ、最後まで完走することが出来ました。CS放送でのリピートも、きっとなくなってしまうんだろうな。自分もこれで過去の人になってしまうのだろうか?いや、次なる新しい自分を皆さんに見てもらえるよう、頑張っていくしかないんだ。改めて、放送をご覧いただいてきた皆さま、長らくのご視聴ありがとうございました!シェルドン、レナード、ペニー、ハワード、ラージ、エイミー、バーナデットを初めとする素敵な仲間たちには、いつでもオンデマンドで会いに来てくださいね。「TBBT」は、永遠です!

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