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執筆者の写真Ryusaku Chijiwa

May the Force be with you,Always...

2019年12月21日


スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」。

日米同時公開日の翌日、早朝上映に来ています。ロビーは人々でごった返していたけれど、いざ劇場に入ってみると観客は50人ほど。子ども向けの作品のお客さんだったんだね。


映画「スター・ウォーズ」シリーズとの付き合いは本当に長く長く、印象深いものだった。

母と一緒に「新たなる希望」(EP4)を観に行ったのは1978年、42年前の日劇(日本劇場)、自分はまだ小学3年生の時だった。「帝国の逆襲」(1980年)は日劇と渋谷スカラ座で、

「ジェダイの復讐(帰還)」(1983年)では新宿プラザ劇場の早朝上映に行ったことを、それぞれ昨日のことのように思い出す。「エピソード1/ファントム・メナス」(1999年)は東京国際フォーラムでの先行上映に行ったものの旧三部作との世界観、作品としての完成度の乖離が受け入れられず、続く「エピソード2」「エピソード3」は劇場公開はおろか、TV放映を半分ほど観たのみ。続三部作のエピソード7「フォースの覚醒」(2015年)、エピソード8「最後のジェダイ」(2017年)はいずれも公開初日に観に行ってはいるものの、次々と繰り出される新しいキャラクターには馴染めずじまい。EP8は泣ける場面が多かったものの冗長に過ぎる感が否めず、長らく愛し続けてきた「SW」に対する思いも冷め、今回の「スカイウォーカーの夜明け」も、全9部作がいよいよ完結!との煽り文句もどこか空しく聞こえ、どうせディズニーがさらなる新作を作り続けていくことを思うとこれまでの様に公開初日に劇場へ足を運ぶ気が湧かず。正月を過ぎたあたりにひっそり観に行けばいいかと考えていたのだけれど、初日に観に行った人たちがおおむね高評価をしているのをSNSで目にして、あわてて席を予約したという次第。完結だと作り手が言うのならばあえてそれに騙されて、42年の歴史の終幕を見届けてやろうと思い直したわけだ。だから、来年以降に公開されていく新作を観に行くことはもうないだろう。これで僕の中の「スター・ウォーズ」は今日、終わるのだ。歴史を見届けるとともに、今まで長い間ありがとうと言いたいね。



ロードショー公開直後だし、詳しい感想はまた別の機会に。夜勤明けで観に来たけれど途中眠くなるようなことはなし。テンポも良く(EP8のように)丸ごと無駄だと思えるシーンもなく、142分を噛みしめるように味わった。意外だったのはグッと泣けるようなシーンが少なかったこと、J・J・エイブラムスが新旧いずれのファンにも受け入れられるよう、すべてのキャラクター、プロットをうまく着地させたなという印象。次はこうなるな、とか、このキャラは誰だろうな、と熱心なファンであれば容易に予想がつくのはむしろ嬉しかったな。

やっぱり、観に来て良かったな。「スター・ウォーズ」よ、改めて、本当にありがとう。

フォースとともにあらんことを!


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